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シャルルとフィナ。両者格差社会に悩み、唯一の自由は空にあるという物語。
正直言って話に深さがないです。
どこにでもありそうな話です。
しかし、登場人物が実にユニークだったと思います。
シャルルは実直な職人、仲間想いであること。
フィナは正義感が強く、かつ心が強い皇紀であること。
人間って実直で仲間思いで正義感が強く、心が強い。
こんな人いません。その性格を2分して物語を進めていってお互いの葛藤があったのが、
話だけで物語が進められる面白さだと思いました。
もう一つ、フィナの可哀想なお嬢様。女の子が可哀想であるが、成長する姿には感銘を受けます。
人が強くなる話は共感を産みます。
この話ではやけに風景の描写があります。
それは読者を小旅行のような気分にさせます。
最後になぜ、とある飛空士の追憶というタイトルにしたのか、判明するときに胸がすっきりします。
というのも読者はタイトルを見て購入します。無意識のうちにどこで登場するのか確認するのです。
シャルルの最後がどういう終わりをしたのか記述していないことは、
なにか最後まで自由という感じがしました。
自由を人は望みます。現実社会では束縛されているからです。
だから物語ではよく使用されます。
そういった意味ではどこまでもいける飛行機と空は自由と相性がいいのかもしれません。
終わり
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