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吸血鬼は魅力がある。
男性にとっては最強であるという事
女性にとっては血を吸われて吸血鬼のものになるということ
それぞれの異性の理想が固まった存在である。
つまり、男性女性共に見れる作品だと思う。
吸血鬼というのは誰もが知っている存在なので理解されやすい。
よくあるハーレムものだが、ハーレムは男性の理想である。
そして、その過程がその人を守って恋愛状態になる。
女性にとって見れば強い男性に守ってもらえるという理想
男性にとって見れば女性を守るという共感と理想
魔法を使える中二病の世界観。
中二病って人間にとって大好きな部分。
小学生から中学生にかけて、誰でも主人公に憧れる。
そのことを呼び起こしてくれる貴重な要素。
共感と理想の結合である。
セリフについても面白い。
「ここからは俺の喧嘩だ」
というと
「いいえ、私達の喧嘩です」
という。
最初のセリフは非常に男性らしい言葉です。そして次の言葉は、
親友同士の言い回しに聞こえる。
誰かと協調すること。それは人は一緒に生きていけない。
そして現実ではこんなことをはっきり言えない理想と共感が上手に表現できる言い回しだとおもいます。
よく人間の心理をついている話だと思いました。
理由としてはユキネの反抗期。
これは誰にでもあります。
飛び込み自殺、魔が差した、復讐
いつ何時でも人にはあり得ることです。
負の面だけではなく正の面も描写されています。
これは共感にあたります。
もう一つ武将の話が最近多いですが、神というのも人は知っています。
太古の昔から信仰していました。
それすなわち、非常に共感しやすく、冒頭に話を理解させるには合理的です。
神と人の恋愛模様というのもあり得ない組み合わせですが、
人は運命に逆らって物語が進むのは好みます。
それは人は運命に逆らって生きていけない。
だから理想を求めるのです。
グラフィカルな面で言えば、悪霊というの形というのも面白い。
目玉が一杯あるというのはいかにも醜い姿です。
人の心の醜さを表現するのには適しています。
終わり
このシリーズの面白いところはキョンの長ったらしいセリフだと思う。
それは、独り言であり、誰もが幼いころに感じていて、育っていた共感部分がある。
例えば、自分は小さい時宇宙人と会いたかった。超能力にあこがれていた。
だれでも思う。
年をとるにつれ、そんなことはないもんだと認識し、見様に大人びる。
まさに主人公と共通な考えがあるため共感しやすいのではないか?
また、それが思っていても現実にありえないと認識しているわけで、
異能者がでてきたらそれはそれで面白い。
小さい頃に考えていたこと=理想なのでは?とも思う。
また、涼宮ハルヒがなにものなのか。
長門有希、朝比奈みくる、小泉と順に回していって、少しのヒントを与えて
読者に考えさせる点など、まるでサスペンス映画みたいだ。
そして当然なる疑問。哲学的な話。
哲学ってあまり意識していないことを気づかせてくれるものだと思う。
例えば自分が特別だと思っていた。でも、それは実は井の中のカエルであり、
自分がいちばんだと思っていたことが崩れる。
これって誰もが知っていはいるけど気づかないところだと思う。
終わり