ef - a tale of melodies.

なんとなく自分用のメモです。だから殴り書きです。

ではネタバレもあるので読みたい人は続きをどうぞ・・。

思春期と言わず、誰でも感じる感情。
自分は何がしたいのか、自分はどうしたいのか、自分の行ってきたことは本当にあっているのか。
誰もが心のどこかに思っている事を描かれていると思います。

みやこ。誰にも相手にされず、自分からも干渉しない。
人は一人で生まれ、一人で死んでいく。出会いに終わりは付き合い。
でも人間だから孤独はつらい。
極端に家庭崩壊から始まって、どこか人生が外れる。
神様のいたずらかどうか？でも結局紘と出会い、惹かれていく。
終わりを迎えたくないから依存しようとする。近づきたい、でも近づけない。
出会って時が長引けば長引くほど別れはつらくなる。だから干渉しない人生を選ぶが耐えられない。
最後は自分の居場所を紘が見つけてくれる。
結局は平凡な人生、学校でまじめに勉強して生活を送ることが幸せであると気づいた。

景。幼馴染、独占欲。
活発的で純粋な子に見える。しかし実際には紘に依存しているだけで自分の足で地についていない。
一歩進んでいるように見えて定位置のまま動けない。
純粋な心は醜悪が芽生える。醜悪が大きくなって嫉妬が大きくなる。
人間の心はそんなもの。でも依存から断ち切って本当の意味での一歩は大切なもの。
よく人間が行動を起こすには対価が必要だという。
依存を断ち切ることは立派な対価ではないだろうか？
幸せな日常、いつまでも続くと思う。でもある日を境に崩れていく。
依存を断ち切って一歩進む勇気は中々困難である。

千尋。もっとも過酷な3人の中で人生であると思う。
13時間の記憶しか保持できない。つまり13時間たつごとにリセットされる。
好きな人も、楽しい記憶も、悲しい記憶も、人生そのものがリセットされる。
少しでも人生を歩みたい。そんな思いから日記をつけたのではないでしょうか？
日記がどんなに薄くても小さな一歩を積み重ねていくことにより人は歩む。
13時間、4年間蓄積した記憶もリセットされることに神様のいたづらがある。
しかし一番傷つくのはリセットされても周りは記憶を保持していく世界である。
恋した人には13時間ごとにリセットされてはたまったものじゃない。
でもその運命に立ち向かおうとする姿は勇ましく、勇気を与えられる。

人は決断する時に何かを捨てなければならない。
人は立ち止まって過去の事を振り向かなければならない。
人はいつまでも同じ位置にいてはならない。

人生とは何か？どう生きていくのか？考えさせられました。
いくら知識があったとしても、知識じゃ割り切れない部分が出てきます。

そして3角関係で自立するシーン、一歩あゆむシーン。
立ち止まっていた足をもう一度踏み出そうとするシーン。
不幸な出来事でも頑張って進もうとすることは人を感動させます。

あと個人的にカウントダウンで公衆電話から掛ける演出は時間が追われている気がして、
でもどうにかしてあげたくて、中々よかったと思います。

眠いので終わりです'`ｨ (ﾟдﾟ)/